この素晴らしい機会が実現できたのは、ケンさんのキットを日本に紹介したい、という情熱と、キットの実践から学ぼうと、いろいろな都合をやりくりしてワークショップや合宿に参加してくださったお一人お一人の決断、また集まりを企画してホストしてくださった方々のホスピタリティ、色々な場面でそれぞれの力を出し合ってくれたスタッフみんなのwillingnessのおかげです。キットもディビッドも、ずっと風邪気味で調子が悪かったにもかかわらず、また娘さんと遠く離れてクリスマスを過ごすことになったにもかかわらず、全力で日本を味わい、わたしたちとつながり、また私たち同士を様々な形でつなげてくれたと思います。
NVCだけでなく、パーマカルチャー、トランジションタウン、リストラティブ・ジャスティス(修復的司法)、社会問題のための対話サークル、共に働きながら共に学ぶ地域活動、政治・社会状況への絶望的な嘆きとともに生きる、など、キットが残していったキーワードに触発されてワクワクしている方々も多いと思います。私もそのうちの一人です。
参加してくださった方々のお金での貢献が、今回のキット招聘の運営をとても安心で楽しめるものにしてくださいました。家計簿はおろか、こづかい帳をつけることすら出来ずに50年間生きて来た私が頑張って会計をやったので、正確さや明瞭さには全く自信がありませんが、とにかく必要な経費はみんな払うことが出来て、さらに10万円くらいキリン基金に積み立てることが出来たと思います。
ざっくりご報告すると、月島ワークショップは参加者70名(うちスタッフ18人)、合宿は29人の参加で、合計で888,000円の参加費をいただきました。また、呼んでいただいたところからのご寄付やカンパが94,960円、キットが帰りに寄るBayNVCから飛行機代の分担金500ドルもあり、収入は合計982,960円。
経費として支出したのは、アメリカからの渡航費関係が357,752円、関西ツアー関係が216,036円、月島ワークショップ関係が70,664円、合宿関係が237,889円で合計882,341円でした。
経費を引いて残った分は、100,619円。これはキリン基金としてNVCワークショップ運営委員会のゆうちょ銀行口座に積み立てます。5月にブリジッドを招聘する計画がありますので、その時のシード・マネーになればいいな、と思っています。
詳しくは、google driveのスプレッドシートに記録を取ってありますので、ご覧ください。
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