2012/12/30

月島WS with Kit 報告

月島ワークショップ報告

ローチェスター大学のガンジー非暴力研究所からキット・ミラーを迎えて2012年12月24日に月島社会教育会館・講習室で行われたNVCワークショップの様子をご報告します。(写真はソーヤー海くん。文責はるのオルガ)

まずは、二人組になって3分間ずつ、自分がここにいることについての気持ちを3つ以上話すことでチェックイン。キットの狙いは、みんながこの場に落ち着けるように、そして、自分の感情の複雑さや細やかさに気づくように...

その後、キットは自分の個人的な経験として、20年前NVCに出会った頃から今に至るまでの、NVCとの関係について語ってくれました。
キットよりは短いながら一緒にNVCを実践しているデイビッドは、企業での経験談など現実的な話をしてくれました。二人の言葉はどれも自分の体験に根ざしていて、辛い経験も隠さず話してくれる誠実さや開かれた在り方がパワフルに伝わってきました。

最初のアクティビティは、NVCの6つのキーワードを参加者がお互いに教え合う「ごちゃまぜワーク」。 それぞれ、1つのキーワードの定義が書かれたカードを手に、NVCが全く初めての人も、ベテランも、何人もの人に定義を説明するうちに、意味が響いて来たり、疑問が湧いて来たり..
そのあと、また円に戻って、参加者にひとつひとつ定義を読み上げてもらいながら、NVCの4つの要素のうち、観察、感情、ニーズについて概観の説明。質疑応答をしながら、習慣になっている話し方との違いを学びました。だけど、その新しいやり方「でなければいけない」ワケではないことを強調するキット。NVCがあたらしいルールブックにならないように、「ねばならぬ撲滅運動」を推進してるのよ、と冗談混じりだけど、なんども警告してたのが印象的でした。


その後、休憩をはさんで、さっそくロールプレイ。評価判断や解決策に急ぐ代わりに、感情とニーズに焦点を当てて会話をすると、どんな会話になるのか、それぞれが難しさを感じている具体的な相手との会話を練習してみました。

休憩中にスタッフが集まって、小グループをリードする手順を確認して・・・
 5人ずつのグループで、ロールプレイ。そのままお昼に...

 会場の真ん中には自然とのつながりを思い起こさせてくれる流木のセンターピース、壁にはニーズの言葉。キットのテーマの一つでもあるパーマカルチャーを日本で実践しているスタッフのお知らせも。会場いっぱいの参加者が心地よくすごせるように、スタッフみんなで会場を整えました。

午後は、ロールプレイの感想をシェアした後、共感について学びました。



それから、しげこさんが四つの椅子というゲームをリードしてくれました。ひと言のボヤキにすかさず感情とニーズを推測して共感的に答えます。


共感しているつもりでも、つい、アドバイスになってしまった...などの感想が。
休憩の後は、自己受容の練習として、それぞれ自分への感謝の手紙を書きました。
そして、二人組になって、手紙をシェア。

質疑応答の中で、感謝とほめることの違いや、意味の中毒性、難しい人との会話での準備の重要性などが出されました。

さいごは、全員で10文字チェックアウト。宝石のような言葉たち。
ず〜っと通訳してくれたケンさん、お疲れさま〜。

2012/12/29

2012年キット&ディビッドJapanツアー報告

キットとディビッドは10日間の来日を終え、今日それぞれの旅路に着きました。みなさまのご協力により、京都の禅寺、伊賀の山里にある「宙の学舎」と愛農学園、伊勢神宮、東京では月島社会教育会館ともんじゃの店、クリスマスイブの新宿、田無の「まったなしスタジオ」そして富士山に対峙する河口湖「湖のホテル」での合宿...と、日本の様々な表情の場所を巡ってもらうことができました。ワークショップで、集まりで、合宿で、多くの方々に、Kitの在り方、体験に基づいたお話やNVCのワークに触れていただけたことをとても嬉しく思っています。

この素晴らしい機会が実現できたのは、ケンさんのキットを日本に紹介したい、という情熱と、キットの実践から学ぼうと、いろいろな都合をやりくりしてワークショップや合宿に参加してくださったお一人お一人の決断、また集まりを企画してホストしてくださった方々のホスピタリティ、色々な場面でそれぞれの力を出し合ってくれたスタッフみんなのwillingnessのおかげです。キットもディビッドも、ずっと風邪気味で調子が悪かったにもかかわらず、また娘さんと遠く離れてクリスマスを過ごすことになったにもかかわらず、全力で日本を味わい、わたしたちとつながり、また私たち同士を様々な形でつなげてくれたと思います。

NVCだけでなく、パーマカルチャー、トランジションタウン、リストラティブ・ジャスティス(修復的司法)、社会問題のための対話サークル、共に働きながら共に学ぶ地域活動、政治・社会状況への絶望的な嘆きとともに生きる、など、キットが残していったキーワードに触発されてワクワクしている方々も多いと思います。私もそのうちの一人です。

参加してくださった方々のお金での貢献が、今回のキット招聘の運営をとても安心で楽しめるものにしてくださいました。家計簿はおろか、こづかい帳をつけることすら出来ずに50年間生きて来た私が頑張って会計をやったので、正確さや明瞭さには全く自信がありませんが、とにかく必要な経費はみんな払うことが出来て、さらに10万円くらいキリン基金に積み立てることが出来たと思います。

ざっくりご報告すると、月島ワークショップは参加者70名(うちスタッフ18人)、合宿は29人の参加で、合計で888,000円の参加費をいただきました。また、呼んでいただいたところからのご寄付やカンパが94,960円、キットが帰りに寄るBayNVCから飛行機代の分担金500ドルもあり、収入は合計982,960円。
経費として支出したのは、アメリカからの渡航費関係が357,752円、関西ツアー関係が216,036円、月島ワークショップ関係が70,664円、合宿関係が237,889円で合計882,341円でした。
経費を引いて残った分は、100,619円。これはキリン基金としてNVCワークショップ運営委員会のゆうちょ銀行口座に積み立てます。5月にブリジッドを招聘する計画がありますので、その時のシード・マネーになればいいな、と思っています。

詳しくは、google driveのスプレッドシートに記録を取ってありますので、ご覧ください。

2012/12/26


*満*員*御*礼*
お陰さまで、定員を越えるお申し込みをいただきましたので、今回の参加者募集は終了いたしました。




キットと共に、河口湖畔の自然に囲まれつつ、自分を変えることで世界を変える非暴力な生き方のトレーニングをします。既にNVCと出会って基本概念は分かったけど、実際に使ってみると難しいので安全な場所で練習したい、NVCの意識で毎日を過ごしたい、回りの人に伝えたい、・・・と思っている方にとくにおすすめです。


期間:2012年 12月26日(水)午後1:00 受付 1:30スタート 〜 28日(金)午後2時頃まで
場所:河口湖 湖のホテル(みずのほてる)河口湖 http://www.mzn.co.jp
交通:電車:JR中央本線大月駅乗り換え、富士急行線 河口湖駅下車
   高速バス:富士急バス 新宿から2時間弱、河口湖駅下車
   河口湖駅からは、送迎バスが11:30頃と12:30頃に来る予定です。
参加費:25,000円  (24日の月島ワークショップにも参加される場合は、20,000円)
参加費について:KitとパートナーDavid念願の京都禅寺訪問、滋賀でトランジション・コミュニティー訪問のための旅費を合宿参加者のみんなでプレゼントしたいと思っています。あと、通訳謝礼その他経費の割り勘。参加人数などによって、当日カンパをお願いすることもあります。
宿泊費:和室5人部屋、一泊二食付きで8400円+入湯税150円(24時間温泉に入れます!)x2
    計16800円+300円
    差額が発生しますが、1人部屋、ツインの洋室などへの宿泊も可能です。詳しくはお申し込みフォームに載せる予定です。
合計:41,800円+300円 
定員:30名(12月12日現在残席2名)
お申込み:ただいま受付中です。下記のフォームからお申込みください。先着順となりますので、お早めにお申込みください。また、宿の手配の都合上、12月17日(月)深夜で受付を終了いたしますのでご了承ください。
URL:https://ssl.form-mailer.jp/fms/169fec23178551

部分参加については、個別にご相談ください。始めから〜途中までは原則可。途中参加の場合、26日夜には到着できるようにご配慮ください。お申込み多数の場合は、全日程参加できる方を優先させていただきます。

2012/12/25


ローチェスター大学のガンジー非暴力研究所からキット・ミラーを迎えて2012年12月24日に月島社会教育会館・講習室で行われたNVCワークショップの様子をご報告します。(写真はソーヤー海くん。文責はるのオルガ)

まずは、二人組になって3分間ずつ、自分がここにいることについての気持ちを3つ以上話すことでチェックイン。キットの狙いは、みんながこの場に落ち着けるように、そして、自分の感情の複雑さや細やかさに気づくように...

その後、キットは自分の個人的な経験として、20年前NVCに出会った頃から今に至るまでの、NVCとの関係について語ってくれました。
キットよりは短いながら一緒にNVCを実践しているデイビッドは、企業での経験談など現実的な話をしてくれました。二人の言葉はどれも自分の体験に根ざしていて、辛い経験も隠さず話してくれる誠実さや開かれた在り方がパワフルに伝わってきました。

最初のアクティビティは、NVCの6つのキーワードを参加者がお互いに教え合う「ごちゃまぜワーク」。 それぞれ、1つのキーワードの定義が書かれたカードを手に、NVCが全く初めての人も、ベテランも、何人もの人に定義を説明するうちに、意味が響いて来たり、疑問が湧いて来たり..
そのあと、また円に戻って、参加者にひとつひとつ定義を読み上げてもらいながら、NVCの4つの要素のうち、観察、感情、ニーズについて概観の説明。質疑応答をしながら、習慣になっている話し方との違いを学びました。だけど、その新しいやり方「でなければいけない」ワケではないことを強調するキット。NVCがあたらしいルールブックにならないように、「ねばならぬ撲滅運動」を推進してるのよ、と冗談混じりだけど、なんども警告してたのが印象的でした。


その後、休憩をはさんで、さっそくロールプレイ。評価判断や解決策に急ぐ代わりに、感情とニーズに焦点を当てて会話をすると、どんな会話になるのか、それぞれが難しさを感じている具体的な相手との会話を練習してみました。

休憩中にスタッフが集まって、小グループをリードする手順を確認して・・・
 5人ずつのグループで、ロールプレイ。そのままお昼に...

 会場の真ん中には自然とのつながりを思い起こさせてくれる流木のセンターピース、壁にはニーズの言葉。キットのテーマの一つでもあるパーマカルチャーを日本で実践しているスタッフのお知らせも。会場いっぱいの参加者が心地よくすごせるように、スタッフみんなで会場を整えました。

午後は、ロールプレイの感想をシェアした後、共感について学びました。



それから、しげこさんが四つの椅子というゲームをリードしてくれました。ひと言のボヤキにすかさず感情とニーズを推測して共感的に答えます。


共感しているつもりでも、つい、アドバイスになってしまった...などの感想が。
休憩の後は、自己受容の練習として、それぞれ自分への感謝の手紙を書きました。
そして、二人組になって、手紙をシェア。

質疑応答の中で、感謝とほめることの違いや、意味の中毒性、難しい人との会話での準備の重要性などが出されました。

さいごは、全員で10文字チェックアウト。宝石のような言葉たち。
ず〜っと通訳してくれたケンさん、お疲れさま〜。


 




2012/12/24


「家庭で、組織で、人生において共感的に生きる」ワークショップ 

~キット・ミラー NVC 20年の実践から~

*満*員*御*礼*
お陰さまで、定員を越えるお申し込みをいただきましたので、今回の参加者募集は終了いたしました。

主催:言い出しっぺ:安納献、鈴木重子、小笠原(中川)春野
   企画・運営=NVCワークショップ運営委員の仲間たちが全てボランティアでやってます。
期間:2012年 1224日(月・祝)午前9:30開場 10:00スタート〜17:30(予定)
場所:月島区民センター5階 月島社会教育会館 講習室
最寄駅:地下鉄 大江戸線、有楽町線、月島駅徒歩5分(10番出口すぐ)
参加費:10,000円 (KitとパートナーDavidの渡航費、会場費、資料代、通訳謝礼その他経費を50人で割るとだいたいこんな感じ。参加人数によって、当日カンパをお願いすることもあります。)
定員:60名(12月12日現在、残席0名)

お申込み:お申込みは下記のフォームからお願いします。 お申込み受付は締め切りました。

講師:キット・ミラー 講師紹介は、「キット紹介」ページをご覧ください。
通訳:安納献(調整中)ほか
講師&通訳補助:鈴木重子、小笠原春野 ほか

ワークショップの流れ
9:30  受付・開場 スタッフたちが会場づくりをやっています。いす並べなどご一緒にしながら、ご自分が過ごす空間を居心地よくしていきましょう。
10:00  ワークショップ スタート 始めに主催者から簡単に会場の説明など事務連絡があります。その後、キットをご紹介して、ワークショップが始まります。
13:00ごろ〜1時間くらい お昼休み 講習室は飲食できません。ロビーは可能です。近くにファミレスなど多数あるので、声を掛け合って食べにいくのもいいですね。
14:00くらい〜 午後のセッション 途中で30分くらいの休憩をはさみつつ、がっつり学びましょう。
17:30(予定) ワークショップ終了 終了後、お時間のある方は、いすの片付けなど、会場の復元にご協力いただけると嬉しいです。お急ぎの方はどうぞ!

 

2012/12/01




Kit Miller, Director, (585) 463-3267, kmiller@admin.rochester.edu 
Kit Miller serves as the director of the M.K. Gandhi Institute for Nonviolence. Her prior position was as director/celebrator of Bay Area Nonviolent Communication in Oakland, California. In part after coming to understand through meditation about violence within the human heart and mind, Kit began learning about and organizing for nonviolence for the last 18 years in many capacities. Kit is a certified permaculturist, which she experiences as an applied nonviolence practice. Kit co-leads retreats each year in California and at the Findhorn Foundation in Scotland, working with activists from around the world.  She has 3 children and is amazed and grateful to have been happily married for 20 years.  (下記ローチェスター大学ガンジー非暴力研究所のサイトより)
キット・ミラー プロフィール
キット・ミラーはローチェスター大学ガンジー非暴力研究所の所長を務めています。前任はカリフォルニア州オークランドにあるサンフランシスコ地域のNVC組織、BayNVCの所長兼お祝い係でした。瞑想を通じて、人間の心と精神にある暴力についての理解を得たあと、キットは18年間、さまざまな立場で非暴力について学び、また非暴力のために組織作りをしてきました。キットはパーマカルチャリストの資格を持っていますが、その経験はキットにとって、非暴力を現実に応用した実践ということになります。キットは毎年、カリフォルニアとスコットランドのフィンドホーン基金で仲間と共にリトリートの講師を務めていますが、そこでは世界中の活動家が集まります。三人の子どもの母であり、驚くほど感謝なことに20年間幸せに結婚しています。


以下、キット関係のウェブサイトです。ご参考になさってください。


ローチェスター大学ガンジー非暴力研究所所長
http://www.gandhiinstitute.org/who-we-are/staff/

Restorative Justice(修復的司法)について@ローチェスター大学
http://www.youtube.com/watch?v=bazgiTyieKo

トランジションタウン運動のページに登場
http://transitionus.org/event/kit-miller-connecting-across-differences

ベイ・エヌ・ヴイ・シー(BayNVC)の元ディレクター
http://www.baynvc.org/bios/KitMiller.php

共感について(キットがインタビューに答えているビデオ)
http://www.youtube.com/watch?v=NqwSNTNwOrI

アメリカのNVCセンター(CNVC)
http://www.cnvc.org/about-us/projects/nvc-research

2012/03/24

ロクシーWS「トイレ掃除は誰がやる?」

2012年2月NVCワークショップwithロクシー 

参加者、スタッフ、お手伝いくださった明治学院大学の院生の方々、総勢50名の参加を得て、二日間の旅を無事終えました。ご参加、ご協力くださったみなさんに感謝します。

<ワークショップ概要>
日時:2012年2月18日(土)-19日(日)  10:00開場、10:30~17:00
会場:明治学院大学 白金キャンパス本館1351教室
定員:40名
講師:BayNVCトレーナー、トリニダード系アメリカ人のロクシー・マニング(Roxy Manning)
言語:講師は英語。主にケンさんによる日本語←→英語の通訳つき。
アシスタント:鈴木 重子、中川 春野、水城ゆう他
テーマ:「共感的コミュニケーションが育てる組織・コミュニティ~トイレ掃除は誰がやる?」
参加費:20,000円(詳しくは、下の<参加費について>をご参照下さい)

<今回のテーマについて>
NVCに出会って、自分の感情やニーズを大切にすることを学び、今までの妥協、義務、責任感からくる自己犠牲(=いいヒトになる)は止めて、自分が本当に大切にしていることに誠実に生きよう、と心に決めたわたし。でも周りを見回すと、配慮のかけらもない人、自分の主張に固執する人、なんでも責任転嫁する人、相手を攻撃ばかりする人、善意が空回りして疲弊してる人、人、人・・・。一人一人に固有のニーズがあるのだ、と共感しようとするけれど、それでは一体どうやって同じ目的を持つ集団(家族、グループ、組織、コミュニティ)の維持運営に欠かせない細々した仕事(例えばトイレ掃除!)を分配すればいいんだろう?NVC的な集団の意思決定の方法とは?個々のニーズを大切にしながら集団の結束力を高めるなんてできるの?  ・・・こんな疑問が湧いてきます。

企業、多文化医療チーム、社会福祉団体から平和NPOまで、NVCベースの組織内の個人のエンパワメントとチーム・ビルディングに豊富な経験を持つロクシー・マニングを講師に迎え、集団の中でどうNVCを実践するかに焦点を当てていきます。3人の子持ちで、社会変革&困難な状況にある人達への貢献に情熱を持つロクシーは、昨年震災直後の日本を訪れいやしのワークショップを行うなど、日本には特別な思いを寄せています。穏やかで誠実で配慮に満ちたロクシーのワークショップでは、NVCの基本の確認と、実生活へどのように取り入れて行けばいいのかを、じっくり安心して学べることでしょう。


お申し込みは、下記のフォームから
 なお、参加受付は参加費のお振込みを持って完了とさせていただきます。
定員が限られておりますので、お席を確保するために早目の入金をお願いします。


<参加費について>
参加費 :20,000円
   ☆また、どんな金額のカンパも歓迎です。参加費と合わせてお振込み下さい。
   ☆カンパや多くの方(35名以上)のお申し込みがあった場合、参加費半額の奨学
      金枠を数名分設置します。必要な方は「最近の状況」タブを時々チェックしてください。
            
参加費は、ロクシーの渡航費(200,000円)・滞在費(80,000円)、ロクシー のスリランカ・プロジェクトへの賛同金(150,000円)、ロクシーの生活維持への貢献(150、000円)、通訳者への謝礼(60,000円)、運営チームお疲れさま費(20,000円)など、合計674,200円をみんなで割り勘しよう、という考え方で算定しました。参加申し込みが34名以下の場合はこれらの経費をカバーできないので、当日カンパをお願いします。それ以上の方に申し込んでいただけた場合、半分は経済的に厳しい状況にある方への奨学金に、半分は運営チームの今後の活動資金にしたいと思っています。ロクシーのスリランカ・プロジェクトについては、「ロクシーからの手紙」タブをお読み下さい。

【お振込み先】
ゆうちょ銀行 総合口座 記号10130 番号1986431
口座名:エヌブイシーワークショップウンエイイインカイ
その他の銀行からお振込みの場合:下記の内容を指定してください。
店名:〇一八(読みゼロイチハチ)  種類:普通預金  口座番号:0198643


なお、「お振込み人名」が参加者ご本人のお名前になるようお気をつけください。異なる名前でのお振込みの際には、メールでご一報いただけると幸いです。

【キャンセル・ポリシー】
お振込み後にやむを得ずキャンセルされる場合は、速やかにご連絡下さい。ご連絡の時期に応じて、以下のキャンセル料を引いた金額を返金いたします。
① 2月10日まで→振り込み手数料のみ
② 2月11日~当日→5000円

プレ企画1:平日入門ワークショップ

ロクシー・マニングのNVCミニワークショップ@羽根木の家のお知らせ

無事、終了しました~。


  非暴力コミュニケーション)に興味がある方、初心者の方のための入門ワークショップです。
  NVCは自分の感情やニーズを大切にすることによって自分自身の面倒を見、人生をはつらつとするための強力なコミュニケーション・ツールです。
また友人・家族・職場でのコミュニケーションを思いやりのある共感的なものにします。人間関係に悩んだりとまどったりすることの多い現代社会ですが、NVCを学ぶことで多くの問題が解決します。

◎日時 2012年2月16日(木)10:00〜13:00
◎場所 現代朗読協会「羽根木の家」
世田谷区羽根木1-20-17
◎定員 15名
◎参加費 5,000円
まだ、若干名の余裕があります。ご興味のある方はお問い合わせ下さい。(2月12日)

☆講師 ロクシー・マニング(Roxy Manning)
BayNVCトレーナー、トリニダード系アメリカ人
※日本語/英語の通訳がつきます。

2011年の震災直後にも来日してくれました。
とても誠実で配慮に満ちたロクシーのワークショップは、内容も穏やかで、多くの人が救われたと大変好評でした。
ロクシーのメインワークショップは、2月18日と19日の二日間にわたって開催されます。合わせてご検討ください。詳細はこちら

お申し込みは現代朗読協会メール窓口「info@roudoku.org」または現代朗読協会の電話「090-9962-0848」までお願いします。
私・水城宛に直接申し込んでいただいてもかまいません。

NVCラーニング・プロジェクト
ワークショップ運営チーム・水城ゆう
http://nvcworkshopsinjapan.blogspot.com/
nvcworkshop@gmail.com


協力:現代朗読協会
http://www.roudoku.org

プレ企画2:子育て編

NVCワークショップ
PARENTING~子育て編~のお知らせ

無事終了しました。

ワークショップはまったく初めてという方への体験コースです。
お子さんを連れて参加できます。

共 感のコミュニケーションを学び、体験してみませんか?PARENTING編は子育てに関わる人との関係性(親と子ども、親同士、子ども同士、学校の先生と 親や子ども、などなど)にターゲットをおいたワークショップです。自分の心が持つ感情と、その奥にある普遍的な価値を大切にしながら、同時に他者(大人で も子どもでも同じように)のそれも大事にする、ということがどういうことなのか学びながら、実践していきます。

○子どもに「これをしてくれたら、これをしてあげる」とか逆に「こうしないなら、これはあげません!」など、交換条件をつけてしまう。
○自分やパートナーの親に、自分はこんな育て方をしてこなかったのに、あなたは何でそんなことするの?と言われ、言い返したいけれど押し殺している。
○「何で言うことがきけないの!!!」と怒りくるってしまう。
などなど、本当は言いたくない、したくないとおもっているけれど、ほかに方法を知らない、ほかの方法があるなら知りたい!という方におススメです!

講 師は3人の子持ちで、社会変革&困難な状況にある人達への貢献に情熱を持つロクシー・マニング。昨年震災直後の日本を訪れいやしのワークショップを行うな ど、日本には特別な思いを寄せています。穏やかで誠実で配慮に満ちたロクシーのワークショップで、子育ての実生活へ活かせるヒントを、じっくり安心して学 べることでしょう。


日時:2012年2月17日(金)
10:00~13:00(お子さんを別室にて預かります)
ランチタイム(お昼ごはんをお持ちになってみなでいただきましょう)
14:00~15:00(大人の参加者・子ども、ベビーシッターさん全員参加で実践編)

会場:「羽根木の家」
世田谷区羽根木1-20-17
羽根木の家の地図はこちら
電話 : 090-9962-0848(現代朗読協会)

定員:10組
まだ、若干名の余裕があります。ご興味ある方はお問い合わせ下さい。(2月12日現在)

講師:BayNVCトレーナー、トリニダード系アメリカ人のロクシー・マニング

言語:講師は英語・主に安納 献による日本語←→英語の通訳つき

参加費:5000円(当日のお支払い・ベビーシッター代込み・
お子さんをお連れでない方も同一金額とさせていただきます)

主催:NVCラーニング・プロジェクト ワークショップ運営チーム

お申し込み&お問い合わせ:PARENTING編担当:矢澤実穂 miho_tree@yahoo.co.jp
までご連絡ください。
お申し込みは下記のフォームにご記入の上、お送りください。
二次締め切りを2月10日(土)とさせて頂きます。
特に、お子さんを連れてのご参加をご希望の方は、早めにお申し込み・お知らせください。
ご連絡をいただきましたら2日以内に返信メールをいたします。

もし返信が来ないようでしたら、お手数ですが、再度送信ください。


-----------お申し込みフォーム------------------------
お名前:

ご住所:

連絡のつきやすい:
   メールアドレス:
電話番号:

お子さんをお連れになる方は、お連れになるお子さんの人数と、それぞれの
  お名前:
  年齢:

このワークショップで学びたいこと、経験したいことなどなんでも:


  --------------------------------------------------

Roxy Workshop

NVC Workshop with Roxy Manning

Empathic communication to nurture your group/organization
~Who cleans the toilet~

Date:           Feb. 18-19 (Sat-Sun)
Time:          10:00~17:00
Trainer:       Roxy Manning, Ph.D.  (BayNVC)
                    http://manning.learnnvc.org/aboutme.html
Language:   English and Japanese
Place:          Classroom #1351 at a Meiji-gakuin University
                    http://www.meijigakuin.ac.jp/access/
Tuition:         20,000yen
Registration:     https://ssl.form-mailer.jp/fms/ccb9761a181222


About the theme:

When we start learning NVC, we realize how important our feelings and needs are.  We want to live according to our deep values, not just to be “nice”.

Then, how shall we cope with people who doesn’t care, who stick to his/her ideas no matter what, who accuse others, whose good-will isn’t working....??  Is it possible to empathize each one’s needs, and assign chores?  What is the NVC way of group decision making?  How to attend both individual needs and group needs?  Can we create harmony without sacrifice yourself?  Those questions come up to our mind.

Roxy Manning, who has worked with many individuals and organizations including companies, a multi-cultural clinic, a social service agency and a peace making NGO, will help us integrate NVC in our daily life, especially in relation with others in a group/organization.

Having visited Japan right after 3.11, she treasures her friendship with people she met in Japan. In the safe and compassionate space she creates, you will get clear understanding of NVC basics and chance to practice it live together.

Contact:
Haruno Nakagawa
nvcworkshop@gmail.com

当日のご案内(明治学院大)

日程:2012218()19()   
時間:18日10:00開場・受付    ワークショップ10:3017:00 
          19日10:00~17:00 ワークショップ  (途中で休憩、昼食時間をとります)


会場:二日とも同じ会場に変更になりました!
明治学院大学  白金キャンパス 本館 1351教室
http://www.meijigakuin.ac.jp/access/

なお、学生食堂は営業していませんが、飲食のスペースとしては使わせていただけます。
おやつテーブルを設置いたします。持ち寄り歓迎です。お持ちくださった方はスタッフに声をかけてください。建物内に自販機もありますので、飲み物は各自ご用意下さい。

〒108-8636 東京都港区白金台1-2-37

最寄駅からのアクセス

 品川駅
JR 山手線・京浜東北線
東海道線・横須賀線
東海道新幹線
京浜急行線
高輪口
徒歩約17分または都営バス「目黒駅前」行き
「明治学院前」下車
 目黒駅
JR 山手線
東急目黒線
東京メトロ南北線
都営地下鉄三田線
東口
徒歩約20分または都営バス「大井競馬場前」行き
「明治学院前」下車
 白金台駅
東京メトロ南北線
都営地下鉄三田線
2番出口 徒歩約7分
 白金高輪駅
東京メトロ南北線
都営地下鉄三田線
1番出口 徒歩約7分
 高輪台駅
都営地下鉄浅草線
A2番出口 徒歩約7分


ロクシーからの手紙

今回ロクシーを日本に呼ぶきっかけになったのは、ロクシーのスリランカでの働きを少しでも支援できないか、ということでした。ロクシーはスリランカでは渡航費を含めてすべて持ち出しでNVCを教えます。アジアに来るついでに日本に寄ってもらって、私たちはNVCを学ぶ機会を得て、同時に渡航費の半分と彼女の生活への貢献をさせてもらおう、というコンセプトです。
ロクシーのHPに、スリランカでの働きの意義、それへの支援要請、そして、去年の日本での経験などが書いてあるページを見つけました。 写真もありますので、ぜひ見てみてください。
下に、荒く訳したものをつけておきます。ロクシーのNVCを通して平和といやしに貢献したい、という情熱や、NVC独特のお金やリクエストに関する考え方(お金は手段。リクエストは贈り物☆)に触れてみてください。

---------------------☆---------☆---------☆-------------------
2011年 12月6日
私のスリランカ行きのサポートをお願いする手紙

親愛なる友人たちへ
私は、2月2日~12日にスリランカで行われる非暴力コミュニケーション(NVC)リトリートを指導しに来てくれるよう招かれています。サポートをお願いするのはとても恐縮ですが、力を貸していただければ、私はこの仕事(スリランカの人々が内戦後の社会を自分たちが望むものにできるように手伝うこと)の意義を深く信じているので、きっと実現できると思っています。

2週間のスリランカ滞在費、渡航費などに必要な3000ドルを目標に寄付を募っています。渡航費に充てるマイルを譲ってくださる場合は12月14日までにご連絡ください。お金だけでなく、どんなお力添えも歓迎です。

物質的に援助してくださるか否かに拘わらず、もし私の仕事や夢があなたに響いたなら、そのことを教えてください。自分の仕事の大切さを共有する仲間がいると知ることは、とても励みになります。どんな小さな金額のご寄付も本当に感謝して受け取りたいと思います。目標金額まであとどのくらいか、スリランカでの仕事がどうなっているか、私のウェブサイトでご報告しますので、時々チェックしてご覧下さい。

もし、今すぐにご寄付いただけるのであれば、このリンクからPayPalを使ってお送りいただけます。
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あなたからのどんな物質的又は気持ちでの応援も、私のスリランカでの働きをシェアしたいという私の願いを叶えます。下に、私が最近取り組んでいることやスリランカとの関わりについて書きましたので、ご興味があればお読み下さい。

感謝を持って、ロクシー


最近やっていること・・・

ご存知の通り、私は意義ある方法での社会変革を支援することに情熱を持っています。2003年にNVCと出会ってから、平和、つながり、いやしのための支援を自分の仕事の中心にしてきました。特に力を入れているのは、そのような支援が得られない/得にくいコミュニティーで働くことです。地域にNVCトレーナーが居なかったり、そのような活動に使える資金がなかったり・・・。私たちが見たい変化をもたらすために、そのようなコミュニティーには自分の仕事を無償提供することもしばしばです。

 

今年(2011年)は、地震と津波のわずか5週間後、まだ放射能の恐れが高かった時期に日本へ行きました。NVCを教え、NVCコミュニティーを支えるためです。共に話を聞き合う機会を得て、支援といやしに貢献できたと思います。信じられない痛みや災害後におこった変化について話してくれましたが、多くの参加者は、あとで私に「この人生の転機である出来事について話せたのは、今日が初めてです。」と打ち明けてくれました。よく覚えているのは、一人の女性が死に向き合い、自分の世界に深い意味を求めて、仕事を辞めて持続可能な農業運動支援に集中することにしたこと。そのような人生の大変化に当っても、今現在経験している深い恐れを表立って認めてはこなかったこと。また別の夕方、練習会を指導していると小さな地震があり、会場の古い日本家屋の壁が揺れました。みんなは一瞬動きを止めましたが揺れが収まるとすぐ下を向いて練習を再開しました。私がそれを止めてだれか怖かった人は居ないかと尋ねると、一人の女性が泣き出しました。震源地の近くに住む年老いたご両親のことが心配だったのです。グループの助けを借りて、彼女の恐れは無視されるのではなく認められ、ご両親の安否を確認する方法を見つけることができました。私は日本で、NVCによって、人々が経験したトラウマを認めていやしが始まる安全な場をつくることができたのです。

日本でやった様に、危機の只中にある人々と直接働くことこそが、私を成長させてくれます。この仕事はまだ本当に自分の生活を支えることはできていませんが、アメリカのそして海外の同胞を支援する機会が与えられていることに感謝しています。私がNVCを分かち合うのはレイプや性的虐待を受けた女性たち。彼女たちは、私がその痛みに立会い、いやしを助けることができると知っています。また、学歴や肌の色、貧困のゆえに低くされ屈辱の人生を送っていた人々にNVCを伝えてその屈辱を変容させます。また自分の幼少期の教訓を越えて、愛を知り、愛を広げることのできる子どもを育てる方法を探している親御さんたちと働きます。私はどうしてもこの仕事を続けたいと願い、あなたの助けをお願いしているのです。

スリランカでの働きについて

スリランカで私を呼んでくれているのは、サンディ・インスティテュートというNPO機関です。彼らは民族間の武力衝突が終わるのを助け、スリランカの人々が互いに尊敬しあう平和な関係の中で暮らせるように活動しています。活動は非暴力コミュニケーションの教えに基づいたものです。サンディ・インスティテュートの創始者で会長のジャヤンティ・シバはNVCのリーダーシップ・プログラムの2002年の卒業生です。

サンディ・インスティテュートは10日間の集中トレーニングを企画して、西欧からの参加者に加えて多くのスリランカ人が参加できるように募金を募りました。昨年の参加者のうち30人は若いスリランカ人平和活動家でした。資金のない人でも参加しやすくするために、このリトリートのトレーナー達はみな自分の時間は無償で提供する他、旅費も自分で賄うことに同意しています。そうすることで、このトレーニングで得られるお金は、すべて現地の平和のために働いている人たち(彼らの収入は、スリランカの平均年収である2500ドルにも満たないのです)を、このプログラムに招くことに使えるのです。

下に以前私がLPで教えたスリランカ出身の生徒で、今回のリトリートの運営チームの一人が書いてくれた手紙をつけます。(和訳はありません)彼女がLPで私から得たサポートの経験、そして私がスリランカに貢献できるという彼女の信頼が今回の招聘につながったということに感動しています。どうぞ私がスリランカに行ってこの大事な仕事をできるようにご支援下さい。

繰り返しになりますが、今回金銭的なご協力をいただけなくても、私の働きについて知ることが何らかの形であなたの心を動かしたかどうかを伝えてくださるだけで、私はこの仕事を続けるエネルギーを得ることができますし、励まされます。
ご協力をお願いするのは、未だに自分にとってとても難しいことです。お願いするという行為、私が何をしているかをお伝えする行為が、あなたにとって意味があったとお聞きすることができれば、私のお願いが貢献でもあるのだ、と信じることができるのです。

ワクワクと希望をもって

ロクシー